さよなら

大学生の時の副科の声楽のレッスン。

私は第二外国語でドイツ語を取っていると言ったら
リートをやろう、ということになった。
これが、わたしのリートとの出会い。

シューベルトから始まって、
最終的にはマーラーの角笛に至った(^^;
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大学時代は・・歌は好きでも
私が好きなのはミュージカルだけであって、
リートもオペラも嫌いではないけれど、興味ない・・というか
全くというほど知らなかった。

幸い、先生がマーラーの歌曲集のCDをたくさん貸してくださり、
なんとなく面白いなぁ・・程度にはなったけれど、
ほぼわからずにただ歌っていたと思う。

さすがに学校の試験ではどうなの??とわずかに先生に抵抗しつつ(笑)
先生方の前で若干恥ずかしがりながら
ロバの鳴き声を披露したのも良い思い出だ(笑)
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(” Lob des hohen Verstandes” 最後のI-ja! がロバの鳴き声。)


その試験の前だったか後だったか忘れたけれど、
クリスタ・ルートヴィヒの日本でのフェアウェルリサイタルの模様が
テレビで流れた。

角笛からも何曲か歌っていた。
ルートヴィヒが有名な人、くらいはわかっていたし
CDでも聴いていたので知ってはいたけれど、
そのテレビで初めて動くルートヴィヒを見て
こんなに表情豊かに、時にはキュートに
リートを演奏できるんだ!
と、本当に驚いたのを今でも覚えている。


私は演奏者は一度好きになると割とその人に固執してしまうのだけれど、
メゾソプラノは、それ以来ずっとルートヴィヒをまず探して聴いてしまう。
歌曲はもちろん、オペラも・・・
一番影響を受け、一番好きな歌い手だった。


今朝、訃報を目にして、
お年を考えたらそうかぁ・・とは思ったけれど、
やっぱりショックだった。
たぶん、私のリート人生に一番影響を与えてくれた方。
生でお声を聴くことは叶わなかったけれど、
これからも私はまずルートヴィヒを指標にして行くんだろうなぁ・・


先日の引越しで、その、昔何度も見直した
フェアウェルリサイタルの録画が出てきた。
いつ見てもやっぱり素敵だ。
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