そんな昨日、新しく家族になる方がいらっしゃいました。
先日、先生宅から旅立ったピアノ、
我が家にいらっしゃいました!
もともと、この家を建てるという時に、
いつか二台目のピアノをお迎えできるといいなぁと
その分のスペースは確保してもらっていたけれど
まだまだ漠然とした思いだけだった今年の春。
突然の先生の訃報と・・・
先生のピアノがこのままだとどこかに売られてしまうので、
誰か引き取れないかという手紙が門下生にきました。
その手紙を読んだ時・・
今だから言えるんですが、実は
「あ、このピアノさん、うちに来る子だ」と直感したんです(笑)
・・とはいえ私は、別に勘が鋭いほうでも何でもなく、
世間でよく聞く、”ビビビと来た”ということがまずない人で(笑)。
感情で動くタイプではあるので、
あ、これだと思った方向に動いちゃう人ではあるんですが
私の勘はあてにはならない(笑)
そう思って、
もしほかに先生のピアノを引きとりたい方がいらっしゃらなかったら・・
と消極的に立候補したところ、
なぜだかあれよあれよと話が進み、私が引きとれることになったのでした。
そんなわけで、迎えた今日。
運送屋さん、先日の方たちとは違う方たちですが
本当にスピーディーに動いてあっという間に入れてくださいました。
外されてきた3本の脚さんたち。
やっぱり心臓に悪い瞬間(笑)
あっという間にこの形に。
本当に早かった!!さすがです!
実はこの配置に至るまでも、相当悩みました。
一般的に、学校のレッスン室や、自宅に二台ある方などは
鍵盤が平行になるように二台を置くのが普通です。
教えやすいので。
しかし、またもエセ”ビビビ”が来てしまった私。
どうしてもこの、いわゆる二台ピアノの本番でやるような
向かい合わせの配置が気になってしょうがなかったんです。
とはいえ、そういう人少ないしなぁ・・と
調律師さんや、周りのいろんな人に聞いたり、ネットで見たり…
結局決めきれず、
最終的には運送屋さんのお兄さんたちにも相談(笑)
そうしたら、「実際に見たほうがイメージわきますよね」
と、なんといろいろと角度や位置を変えて見せてくれました!!
・・・もちろん、脚にはかせるお皿(インシュレーター)を
床の上を滑りやすいものに変えて、のことなので、
普通はめったに動きません(^^;
そんなありがたいことまでしていただき、
やっぱり最初のビビビを信じてこの形に。
今の私は教えることより、二台ピアノはもちろん、
アンサンブルをすることの方が多いので、
この形でよいのかな、と納得しています。
今のままでももちろん弾けるのですが、
何しろ1年半近く、
主のいないお家に独りぼっちで放置状態だったピアノさんなので、
やはりちょこちょこメンテナンスが必要で、
これから少しずつお願いして・・
落ち着いてちゃんとした形で復活なさるのが多分、冬くらいになるのかな・・?
それまではまずはゆっくり、草加の空気に慣れていただこうと思います。
弾ける日が楽しみ♪
今までのピアノをピアノちゃん、と密かに呼んでいた私ですが
先生のピアノは、ピアノさんと敬語で呼んでしまう私です(笑)
にほんブログ村
↑搬入にあたって隠したものも含め、また片付けの日々になりそうな私に、応援クリックお願いいたします!
ラベル:音楽