2021年01月21日

楽譜

シュトラウスの歌曲を弾いていて、
ここ、ここの和音ってやっぱり好きだわ~~
・・とか思いつつ、
ずいぶん前に弾いた時の楽譜を開いてみたら、
C1B10D04-4B21-417E-A7B4-FB6340A02553.jpeg

その和音をやっぱりチェックしていました(笑)
好みって変わらないのね(笑)
成長してないのかもしれないけれど(^-^;。


そんな今日はレッスン日。

昼間は大人の生徒さんが来て、
いろいろ質問いただいたりして、
結局レッスン後も楽譜を広げまくることに。
6669EB9D-9E99-4C73-9CA2-A02841C5E32D.jpeg



66E0DD7F-FA14-47DD-87CE-7AEA9DA0D4C1.jpeg

有名な・・モーツァルトのソナタK.545
ソナチネアルバムの中にも入っているので、
小さな子でもよく知っているかと。
私もソナチネを初めて弾くときに、
ソナタと書いてある曲が入ってる~~と
いつか弾きたい憧れの曲、みたいな気持ちがありました。

大人の生徒さんは、いま3楽章に取り組み中なんですが。
楽譜によってアーティキュレーションが全然違うよね~
という話から。
A622712F-1CA9-47F6-A755-3879465337DF.jpeg


とりあえず楽譜棚から探した3冊を出してみても
いろいろ違うのです。
原典版には載っていない記号やらなにやらが
校訂版にはたくさん載っていて、
私も教えながら、あれ?自分が弾いたのと違う・・というのはよくあること。
原典版と校訂版のどっちが良い悪い、というのはないと思うのですが
できる限り作曲者の意図に近い・・ハズ(^^;の原典版も見た上で、
校訂版と向き合うのが一番かなぁと思っています。

コンクールを受けたり、受験で弾いたりの場合は
いろいろ気を使いますけれど・・
大人の方は、いろんな解釈のある楽譜が世の中にあることを知った上で
一般的なものがあればそれをお勧めするし、
どっちもあり得るなぁという場合は
お好きなもの、弾きやすいものを選択してもらっています。

そ~んなことしてるから、
話が長くなるし、レッスンの後は
楽譜が散乱するんですが(^^;
でもこういう時間、楽しいし、大事。


余談ですが。
子供のころって、原典版だ、校訂版だ、なんてこと
全然頭になくって、
ただただ国内版しか持ってない日々は
輸入版が憧れでした。

初めて買った輸入版はパデレフスキ版のショパンのワルツ。
23884FE2-6FEA-4C22-94DE-7737D9F87A30.jpeg


当時のポーランドのお国事情なのか、
とにかく、紙質が・・・なかなかなものでして。
それが、まだ見ぬ海外への憧れを冗長させたんですけど(笑)
使っているうちにボロボロになって、
最終的にページが全部取れて、開くと粉が出てくる、という(笑)
なので、買いなおしたものを使っていて、こちらは大事に封印中です(笑)


楽譜は・・やっぱり音楽やってる私たちには大事な宝物です。
捨てられない。

(片づけられない理由を書いておきます(笑))


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ(プロピアニスト)へ
にほんブログ村
↑まだまだ行方不明な楽譜がいっぱいありそうで怖い私に、応援クリックお願いいたします!











ラベル:音楽 レッスン
posted by cissie at 23:57| Comment(2) | TrackBack(0) | アーティスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする