ここ、ここの和音ってやっぱり好きだわ~~
・・とか思いつつ、
ずいぶん前に弾いた時の楽譜を開いてみたら、

その和音をやっぱりチェックしていました(笑)
好みって変わらないのね(笑)
成長してないのかもしれないけれど(^-^;。
そんな今日はレッスン日。
昼間は大人の生徒さんが来て、
いろいろ質問いただいたりして、
結局レッスン後も楽譜を広げまくることに。
有名な・・モーツァルトのソナタK.545
ソナチネアルバムの中にも入っているので、
小さな子でもよく知っているかと。
私もソナチネを初めて弾くときに、
ソナタと書いてある曲が入ってる~~と
いつか弾きたい憧れの曲、みたいな気持ちがありました。
大人の生徒さんは、いま3楽章に取り組み中なんですが。
楽譜によってアーティキュレーションが全然違うよね~
という話から。
とりあえず楽譜棚から探した3冊を出してみても
いろいろ違うのです。
原典版には載っていない記号やらなにやらが
校訂版にはたくさん載っていて、
私も教えながら、あれ?自分が弾いたのと違う・・というのはよくあること。
原典版と校訂版のどっちが良い悪い、というのはないと思うのですが
できる限り作曲者の意図に近い・・ハズ(^^;の原典版も見た上で、
校訂版と向き合うのが一番かなぁと思っています。
コンクールを受けたり、受験で弾いたりの場合は
いろいろ気を使いますけれど・・
大人の方は、いろんな解釈のある楽譜が世の中にあることを知った上で
一般的なものがあればそれをお勧めするし、
どっちもあり得るなぁという場合は
お好きなもの、弾きやすいものを選択してもらっています。
そ~んなことしてるから、
話が長くなるし、レッスンの後は
楽譜が散乱するんですが(^^;
でもこういう時間、楽しいし、大事。
余談ですが。
子供のころって、原典版だ、校訂版だ、なんてこと
全然頭になくって、
ただただ国内版しか持ってない日々は
輸入版が憧れでした。
初めて買った輸入版はパデレフスキ版のショパンのワルツ。
当時のポーランドのお国事情なのか、
とにかく、紙質が・・・なかなかなものでして。
それが、まだ見ぬ海外への憧れを冗長させたんですけど(笑)
使っているうちにボロボロになって、
最終的にページが全部取れて、開くと粉が出てくる、という(笑)
なので、買いなおしたものを使っていて、こちらは大事に封印中です(笑)
楽譜は・・やっぱり音楽やってる私たちには大事な宝物です。
捨てられない。
(片づけられない理由を書いておきます(笑))

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