することが当たり前の風潮になっています。
それが便利なようでもあり、
ともすると情緒がなくなってしまう感じも否めない・・
そんな気がします。
何が言いたいかと言いますと。
この楽譜が
↓こうなり
この楽譜が
↓こうなった
ということに、私はむしゃくしゃしてるわけです(笑)
この楽譜はヘンデルのメサイア。
一見して音符がいっぱいなのが
全音版(ベーレンライター版)と言われるもの、
対して、音符が少ないほうが
ノヴェッロ版という楽譜。
メサイアは過去に弾いていますが、
私は全音版で弾いてたわけです。
音が多くてなんだかとても弾きにくいけれど( ノД`)シクシク…
頑張ってたわけです。
ところが、このところの勉強会では
ノヴェッロ版を使用中。
今まで弾いた曲はそんなに変わらなかったのですが、
今回取り上げる曲は上記のように
ものすごく簡略化??されてる!!
ことに、驚いたわけで。
こういった、オペラやオラトリオ等の楽譜は
もともとオーケストラ伴奏なので、
無理やり?ピアノ伴奏譜に直してある楽譜は
出版社によって違いが出てくるのです。
そのままの楽譜を弾こうとしても弾けない楽譜がほとんど。
そこを私たちピアノ弾きは
音を足したり引いたりして、どうにか弾けるようにするんですが。
こんなに音数が違う楽譜は初めて。
てか・・・
あれだけ頑張って練習した過去を返せ!
みたいな(-_-;)
だって四つ弾く音が一つになってるんですよ、えらい違いですよ!
なんか・・・悲しくなりました。
まだ初見半分状態なので、
もしかしたらこの簡略化された楽譜は
何か意図があるのかもしれないけど。
単純に、もやっとする案件。
手が昔の細かい音のほうに慣れてるので、
今更変えられない疑惑。
あとね、
ノヴェッロ版、音符が小さいんですよ!
・・・プチ老眼の私にはつらいです(泣)
と、とりあえず練習します・・
メサイアは・・・クリスマスを感じられる曲でもあると思うんですが。
まだそれどころじゃない感じ・・・(-_-;)

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ラベル:音楽